ひと狩りいこうぜ!の巻 【齊藤コラム・おもしろ知財塾】

こんにちは!齊藤です。

2012年3月12日に設立した当事務所は、今月12日をもって8周年を迎えました。こうして無事に周年を迎えられたのも日頃から案件をお任せ頂いておりますお客様はもちろんのこと、様々な形でお力添えを頂いている方々や共に知財分野で切磋琢磨しあっている同業者さんも含め、皆様のご支援があってのことと感謝し ております。所員一同、心より厚く御礼申し上げます。

当事務所における2012年から昨年に至るまでの取扱高推移(金額ベース)は以下の左図に示す通りです。 昨年までは順調に伸びて参りましたものの、本年はご承知の通り新型肺炎が経済に大きな影響を与えておりますので、全く楽観できる状況にありません。今後さらに状況が悪化することも想定しつつ、どのような状況と なってもしっかりとしたサービスをご提供できるよう努めて参ります。また、2019年における国内外案件の比率は以下の右図に示す通りです。「国内のみの案件」と「海外が絡む案件」は例年概ね50:50の割合となっており、海外絡みでは外内案件(日本での権利化を希望されている海外のお客様のサポート案件)よりも内外案件(海外での権利化を希望されている日本のお客様のサポート案件)の比率が大きいのが特徴です。

 

棒グラフ

 

円グラフ

 

昨年に四国拠点として開設した高松オフィスは、洲崎リーダーの尽力もあって徐々に「高松にも商標に特化 した知財事務所ができたらしい」と認識されつつあり、新しいお客様からもご相談を頂けるようになって参りました。また、ASEAN拠点として開設したシンガポールオフィスは、今年に入って新型肺炎の影響を大きく受けてしまってはいるものの、こんな時こそ状況が好転した時に備えてしっかりと準備を行っておきたいと思います。

今後も現状の問題点や課題を一つ一つクリアしながら、アジアNo.1の商標専門チームとなるべく着実に成長して参ります。引き続き、ご指導ご鞭撻のほど何卒よろしくお願い致します!

 

【演奏会中止のお知らせ&管楽器吹きの悩み】

新型肺炎は音楽の世界にも大きく影響を及ぼしています。今月開催する予定だった演奏会や合奏などは全て中止となってしまいました。弦楽器はマスクを付けたまま演奏できますが、管楽器はマスクを外して息を吹き 込まないと音が鳴りません。そう思うと、大人数が集まっての音楽イベントや合奏練習などは現状からすると 中止も致し方ないところでしょうか。3月22日に予定しておりました高校OB吹奏楽団の演奏会も中止とな りましたので、この場を借りてお知らせ致します。

 

中止のお知らせ

 

さて、「息を吹き込まないと音が鳴らない」という管楽器の特性に絡んで、前々からオーケストラにおける練習中に”ずるい”と感じていることがありますので紹介しておきますね。それは…弦楽器(バイオリンなど)はお菓子を食べた後でも(何なら食べながらでも)演奏できる!という点。

管楽器はとてもデリケートな作りになっていまして、異物が中に入ると故障の原因になります。例えば、僕が吹いているホルンは丈夫な金属管でできていますので多少の異物が入っても問題なさそうに思われがちですけど、音を変化させる「ロータリー(又はローター)」と言われるパーツ部分は極めて精密に作られていますので、ここに食べかすなどの異物が挟まってしまうと大変です。木管楽器も精密パーツの塊ですし、”リー ド”と呼ばれる割れやすい板を振動させて音を出す構造からして、やっぱり食べかすは厳禁な訳です。ということで、管楽器プレイヤーは、朝ごはんや昼ごはんを食べた後は必ずといっていいほど歯を磨いて、綺麗な口で楽器を演奏し、演奏中はモノを食べるなんてもっての外、ということになります。

ところが、弦楽器はそうじゃないんですよね。弓で弦を振動させて音を出しますから、口は関係ありません。 飴玉を舐めようが煎餅を食べようが、何ならガムを噛みながらでも演奏できちゃいます。オーケストラの練習に行くと、休憩中に弦楽器の人たちが「そうそう、北海道に行ってきたよ!はい、おみやげ〜」とかいって、 白い恋人をモグモグと美味しそうに食べ始めるわけです。管楽器にも配られるんですが、もちろん僕らは合奏 が終わるまで食べられません。長時間の合奏練習にもなると、夕方頃になると弦楽器の人たちはおにぎりをかばんから取り出して美味しそうにモシャモシャと食べたりするわけで、腹が減って殺気立っている管楽器吹きからすると飯テロ以外の何物でもありません(嘘です。ちょっと誇張しました)。

そうそう、日本舞踊はお稽古の合間にお茶休憩という感じでお菓子を食べますし、お弁当も出てきますので、お腹が空いて大変!ということにはなりません。それどころか、兄弟子さん達は昼間からビールを飲みながら稽古を受けています。とても厳格なお稽古なのにお酒はええのん?!と最初はびっくりしたものです。慣れましたけどね(笑)

 

【モンスターハンター】

モンスターハンターという「狩り」ゲームをご存知でしょうか。  大きくて強いモンスターを、プレイヤー同士が力を合わせてハンティングするというカプコンの大ヒット ゲームでして、2008年頃からかれこれ10年以上遊び倒しております。トータルのプレイ時間は軽く1,000 時間を超え、今をときめく香川県の議員先生達が聞いたら泡を吹いて倒れてしまうかもしれません(ゲームは 1日1時間らしいですよ!)。

さて、色々な人達との交流と友情を生み出してくれるこのゲーム、今の僕の「狩友」を紹介したいと思います。まず、 オタク弁護士界の重鎮こと横尾先生のキャラクター「ヨーコ」さん。剣でモンスターに 立ち向かうスタイルが多い中で、ヨーコさんは敢えて「ボウガン」と いう飛び道具を使い、遠方からの攻撃&支援を行うのを得意としています。プレイの特徴としては、なんと言ってもクレバーな立ち回り! モンスターの動きを先読みしたり、モンスターと武器や防具の相性をきっちりと合わせてきたり、弱点を的確に射抜いたり、とにかくプレ イ全体から「頭の良さ」が滲み出ています。こういう司令塔的なプレイヤーがパーティーにいてくれると、狩りの成功率もグンと上がります。すごいぜヨーコさん!!

 

ヨーコさん

 

【 ボウガン使いのヨーコさん】

 

お次は、オタク行政書士界のカリスマこと岡嶋先生のキャラクター「nmnm」さん。超攻撃的なプレイスタイルで、使用する武器はもちろん「双剣」です。盾なんて無粋なものは持たず、二刀流で敵を強烈に切り刻んでいく様はまさに鬼神!強力な敵の攻撃を紙一重で避けながら怒涛の攻撃を叩き込んでいくスタイルは、見る者をして「当たらなければどうということはない」というシャア・アズナブルの名言を思い出させずにはいられません。頭で考えるよりも先に指が反応し、反射神経的にキャラクターを操作していく直感派タイプで、頭脳派のヨーコさんとの相性も抜群です。幾多のオンラインゲームで戦いを生き抜いてきた経験豊富なプレイヤーならではのバランス感覚や嗅覚も 持ち合わせており、単なる猪突猛進型でないのが凄いところ。やるな nmnmさん!!

 

 

nmnmさん

 

  【 双剣使いのnmnmさん】

 

 

最後はオタク弁理士界の異端児ことのキャラクター「Chara」。王道をいくのが嫌なプレイスタイルで、剣でも槍でも弓でもなく、一 風変わった「操虫棍」という棍棒&虫を使った武器によるサポート攻撃を得意としています。モンスターを麻痺させたり、モンスターに飛び乗ってダウンさせたり、虫を操って他のプレイヤーを強化したりといった、モンスター側からすると「ウザい」攻撃を繰り出すことに喜びを覚える性悪タイプです。ソロでは火力が足りないものの、攻撃チャンスを広げることでパーティー全体の火力アップに繋がるよう頑張っております。まだまだ修行の日々だぜChara!!

 

 

 【操虫棍使いのChara】

 

こうして改めて分析してみると、プレイヤーの性格がそのままゲームキャラクターに反映されているようで興味深いですね。慎重なスタイル、破天荒なスタイル、個性的なスタイル、王道なスタイル…、いろんな個性があっていいと思います。気の合う仲間とのハンター生活は最高に楽しいですよ! どうです?一緒に狩りをしたくなってきたでしょう?ご興味のある方、ぜひ一緒に狩りに出かけましょう♪ お気軽にお声掛け下さいね。

 

 

 

 

 

 

 

 

齊藤整

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