こんにちは!齊藤です。
2019年も残すところあと2週間ほどとなりました。皆様にとって、どのような一年でしたでしょうか。 弊所にとっては、四国地区サポートのための高松オフィスの開設、海外サポートのためのシンガポール知財会社の設立、ニューフェイス(横堀)の参画、ウェブサイトの全面改訂等々、色々と動きのあった一年となりました。 知財を取り巻く環境はかなりのスピードをもって変化してきており、お客様へご提供するサービスの内容もそれに沿う形で(将来を見越して)日々進化していかなければならないと常々感じているところです。弊所サービスにつきお気づきの点などございましたら、ぜひ、ご意見ご要望などお聞かせ下さい。 また、年明けからは「齊藤国際商標事務所」と名称を変更し、所員一同、気持ちを新たに質の高い商標サー ビスをご提供できるように務めて参ります。従前から「特許もやっているのですか?」「海外案件は取り扱っ ていらっしゃいますか?」というお問い合わせを頂いていたのですが、ご承知の通り、弊所は商標に特化した知財事務所であり、国内はもちろん、海外における商標サポートサービスにも力を入れておりますので、弊所のサービス内容がより分かりやすいように名称を改めさせて頂きます。2020年もどうぞ宜しくお願い致します!
さて、先月号ではAPAA in 台北を終えた後、上海に到着したところで記事が終わっていたかと思います。先般、中国商標法が改正されたばかりですが、冒認出願や剽窃的出願が実際にどれほど減ったのか、無効審判等 の成功率がどのように変化したのか等々、実務上どのような影響が出ているのか気になっている方々も多いかと思います。弊所では来春の知財セミナー(5月中旬頃を予定)においてこの点を重点的に解説する予定にし ておりますので、ぜひご参加下さいませ。今月号では尻切れトンボ的になっていた上海の街の感想や写真など を少々。北京でもそうなのですが、中国の都市部では現金を使うことが殆どなくなっており、すべて電子決済になっています。特に、タクシーにおける変化が顕著で、タクシーの運転手が現金を持ち合わせていないため、 お釣りの発生するような現金払いは露骨に嫌な顔をされます(それどころか、現金は止めてくれないか?とストレートに拒否されます)。一方、海外から来たツーリスト(中国国内において銀行口座を持ち合わせていない人)にとっては中国の電子決済アプリやDiDiなどの配車アプリが原則として利用できないとあって、この 辺り、中国は経済大国となった今でも、非 常に「内向き」な国(中国人の中国人によ る中国人のための国)だなぁと感じるとこ ろです。日本も海外から来た人たちに対し て全く優しくない国でしたが、いわゆるインバウンドバブルからのオリンピック&万博の流れで、少しずつ改善してきた気がし ます。
上海といえばこの風景ですよね。まさに 大都会、中国の発展を象徴するかのような 街並みです。
ところが、一歩路地に入ると、今でものどかな生活風景を見ることができます。街中至るところに洗濯物が干されているのを目にしますが、さすがに電線にまで干しているのには驚きました。電線に濡れた洗濯物だなんて、感電しないのでしょうか…竹の棒などを使えば大丈夫なのかな?
上海では、弊所横堀イチオシのレストラン、南翔饅頭店の上海豫園本店に行ってきました。それなりに値は張りますが、味は超絶美味しかったです!東京にも支店があるようですが、上海へ行かれる際には、ぜひ本店へ立ち寄ってみて下さいませ。
また、現地代理人から「美味しいかどうかは別にして、上海料理発祥の店には行っておかないとダメだよ」という形で勧められたのがこちら、1875 年創業の老舗「上海老飯店」さん。この店が提供する料理が、いわゆる「上海料理」と称されて世の中に広まっていったとのことで、一品一品に歴史の深みを感じました(ほんまか?!)。The 中華料理の代表格的な四川料理などと比べると” お上品” というか、辛味でごまかさずに旨味をしっかりともたせている料理が多かった印象です。
上海で食べ過ぎたこともあり、日本に戻ってから弁理士仲間と共に六甲山へ山登りに行ってきました。昔はもっと軽々と登れた筈なのに、何故か体が重く感じられ…日頃から運動しておかないとダメですね!また、下山してから丹波篠山の牡丹鍋を満喫してしまい、結局意味がなかったというオチまでついてしまいました。
趣味のほうではあまり目立った活動ができなかった一ヶ月ではありましたが、12 月上旬に行われた関西特許研究会(KTK)の忘年会@ミライザ大阪城にて3曲ほどトランペットで独奏させて頂いたり、昨日、岡山で開催されたミュージックフェスティバルに出演し、気の知れたジャズ仲間と共にセッションを行ったりと、息抜きがてら音楽活動も楽しんでおります♪
それでは、皆様どうぞ良いお年をお迎え下さいませ。来年も何卒宜しくお願い申し上げます!